自然素材の持つ不思議なパワー・・・今一度、自然素材の良さ、強さを見直そう。健康で快適な住まいを自然素材は、実現します。
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自然素材
 自然素材は、ひとことで言っても様々であり。近年、その自然素材が見直されてきています。
それは、我々人間が太古の時代より自然と共存してきたからであり人間そのものが自然から生まれた一生物であるに他なりません。
自然には、計り知れない大きなパワーが秘められています。そのパワーの恩恵をいつしか文明という産物のせいで忘れ去ろうとしているのかもしれません。食べるものは、スーパーで幾らでも手に入る時代、労をせずに機械が代わりをしてくれる時代、自然を無視したせいで、いつしか人間は、心と体に大きな病を持つようになりました。
森を歩くと心が癒されます。ペットと触れ合うことにより心が癒され人間本来の持つ優しさが生まれてきます。自然に触れ合うことにより心が洗われる気がします。
そもそも動物は、本能的に心と体が欲するものを無意識に要求します。
その現れがペットブーム・自然食品ブーム・アウトドアブーム等に繋がっているのかもしれません。
このコーナーでは、その偉大なる自然の素晴らしを少しでも理解していただき、今一度、自然のすばらしさを見直して頂き、1人でも多くの方が自然破壊の現状に目を向けて頂ければと思います。
自然素材:木 自然素材:珪藻土
  木の特性と利点
1/f のゆらぎ効果 フィットンチッドを放散
触れた感触がもたらす効果 木の保温性
木の調湿性 音の影響 光の影響 木の持つ偉大な力
 1/f のゆらぎ効果
◆木の木目◆には、心に安らぎをもたらす「1/f のゆらぎ」があります。
<自然界に存在する1/f のゆらぎ>

「1/f のゆらぎ」を音に例えると、メトロノームの規則的な音とラジオのノイズの不規則な音の中間にあたり、ちょうど良く調和した状態で人に快適感を与えるといわれています。
「ろうそくの炎・そよ風・小川のせせらぎ・・・」などの自然現象がそれにあたり、クラシック音楽・心臓の鼓動・手作りのものもそうです。



木の木目◆ は、目で眺めるだけで脳内のアルファーの発生が高まり人に安らぎを与えてくれます。
 フィットンチッドを放散
天然木材には、森林浴と同じ効果のあるフィットンチッドの効果
<フィットンチッド>
 木は、自らを守るために、殺菌・抗菌作用のあるフィットンチッドを発散します。これが人の体にも効果を与えます。森林浴が健康に良い理由の一つは、フィットンチッドも原因しているのです。
 木の香りが、副交感神経を刺激して心身をリラックスさせる他、肝臓や脳の働きを助け、疲労回復を早めたり、血流の流れをよくし、血圧を安定させます。更に、インフルエンザの発生率や不眠率が低いなど多くの結果がでています。
血圧・脈拍・ストレスホルモンへの木の香り効果
●木の香りによる血圧の低下と脈拍の安定
●木の香りによる脈拍の乱れの減少
植物の抗菌・殺菌作用(木質環境の科学<海青社>)
植 物 名 作 用 の 内 容
ユーカリ ブトウ状球菌・流感ビールス・創傷治癒・呼吸器系の治療・防虫(蚊など)
カシ 循環器系の治療
ヒバ 防虫(蚊など)
イチョウ 高血圧治療
ポプラ 痔治療・流感ビールス
松・杉 ジフテリア菌
ツツジ 黄色ブドウ状球菌
モミ 黄色ブドウ状球菌・百日咳
防腐効果
シラカバ・カシ・オレンジ かぜ・バクテリア
●木材使用頻度別の心身不調出現率比較
資料:全国社会福祉協議会「高齢者・障害者の心身機能の向上と木材利用福祉施設、内装材等効果検討委員会報告書」
●木造校舎に変わってよくなったこと
岐阜県の小学生での調査で、RC校舎から木造校舎に移った子供たちの感想(出典:朝日新聞1992/11/9)
<木造校舎が好まれる理由>
近年、木造校舎が増えています。調査によると木造校舎の学校では、インフルエンザによる学級閉鎖が少ないことも分かりました。
学級閉鎖の割合は、木造で10.8%であったのに対し、RC造では、22.7%と約2倍にも達し、明らかな差がみられます。
木の持つ調湿機能や断熱性などの特質が健康にもよい影響を与えているといえそうです。
島根大学の研究発表で木造の方が鉄筋コンクリートマンションより8.6歳長生きという結果になった。老人ホームの入居者を対象にした調査でも左記グラフのように木材使用の頻度の多い施設の入居者の方が心身の不調を訴える割合が少ないという結果がでた。
 触れた感触がもたらす効果
 人は、触れる物の硬さを敏感に感じ取ります。足に与える影響は、知らず知らずに疲労やストレスのもととなります。硬い床を歩くときの衝撃は、全て足で受け止めます。逆に柔らか過ぎると床が力を吸収してしまい足に力を入れなければなりません。
●材利用別の硬さ
      出典:日本建築学会「建築設計資料集成」より
●マウスの乳仔の生存率と発育曲線
出典:静岡大学農学部研究報告(1987)
静岡大学で行われたハツカネズミによる臨床実験で、ネズミを木製・金属製・コンクリート製の飼育箱に入れて調査したところ23日目の仔ネズミの生存率が、木製85%・金属製41%・コンクリート製7%という結果がでました。これにより周囲が体に与える生理的反応を客観的に評価でき木が生物にとって好ましい住環境であることが理解できます。
 木の保温性

木には、セルロースという袋状の無数の穴が集っていて保温効果と調湿効果がある。

「コンクリート・鉄」の断熱性能は、木(スギ)を1とした時
 コンクリートは、1/12      鉄は、1/483

となります。
 木の調湿性
●フローリング改装前後のダニ数の変化
資料:(財)日本木材総合情報セター「人と健康にやさしい木の話」より
 上記の結果からも分かるように木製の部屋は、加湿・除湿時の湿度に大きな変化がみられなく、木の調湿効果が室内を外的影響に左右されず一定に保つ働きが大きいことをもの語ってます。 上記の表は、カーペットの床を木製フローリングに改装した時のダニ数の変化を表しています。
建物の調湿性は、喘息やアレルギーの原因とも言われるカビ・ダニの発生を抑えます。
 音の影響
<外部からの音の影響>
自然界には、我々の耳には聞こえない「30KHz以上の超高周波音」が存在し、これを無意識のうちに肌や体で感じ取っていることが分かっています。この音は、脳波のアルファ波を増加させ、リラックス効果があるといわれます。
不足した場合は、不快感を感じたりイライラの原因となります。
木造の建物では、この高周波が建物内部まで通過してきますがコンクリート製の建物は、この高周波を跳ね返してしまいます。
学校校舎でも木造とコンクリート造で生徒の落ち着きの度合いを調査した結果、コンクリート造の生徒の方が短い時間で落ち着きが無くなるという実験データーも出ています。

<内部での音の影響>
周波数500Hz(人の話し声の中音域)の音の吸音率を木造とコンクリート造で比較した場合。
板壁・木製フローリング: 0.10
タタミ: 0.58
コンクリート:0.02

コンクリート造の吸音率が木造の1/5と低いことが分かる。
残響音が多く残るということは、会話が聞き取りにくかったり、イライラの原因を引き起こし易いということになる。
 上記の表より非木造コンサートホール(コンクリート造)の残響時間が長いことがよく分かる。
最近建築されるコンサートホールの内装に木がふんだんに使用されるのは、ここに理由がある。
 光の影響
●材料別、光の反射率
注)主として45度入射の全反射率
出典:日本建築学会「建築資料集成」より
人に快適な光の反射率は、肌色と同じ50〜60%。
木の反射率は、ほぼ肌色に近い。


<有害な紫外線を吸収>
木材は、目に有害な紫外線を吸収し、殆ど反射しません。人に快適な反射率は、肌色と同じ50〜60%といわれ木の反射率は、ほぼこれに等しい。
木の反射する光は、眩しすぎず目に優しい光といえます。又、赤外線の反射は大きく、それが暖かさを感じさせる大きな理由と考えられています。

コンクリート造の校舎に通う生徒の方が木造校舎に通う生徒より有害な紫外線の影響で近視になりやすいというデーターも出ている。
 木の持つ偉大な力
 耐久性

木材は、伐採時から200〜300年間は、強度を増し続け、伐採当時の約1.3倍の強度になります。その後、700〜800年掛けて当初の強度にもどります。
通常、他の構造材は、施工時が一番強度が高く、そこから下降線をたどります。設計時の構造計算の数値は、手抜きや施工ミスが無い限り完成した時だけの数値であり5年後、10年後には、その数値は、確保されていないことになります。
しかし木材は、1000年間強度を保証された材料と言ってもよいのではないでしょうか。
但し、内部結露等による腐れやシロアリ等の被害がない場合のことです。
引っ張り・圧縮強度
左記の表は、重さを同じにした場合の引っ張り・圧縮強度の比較です。
引っ張り強度・圧縮強度ともに、コンクリートと鉄を抜いていることがよく分かります。
耐火性
木材は、厚みを確保することで耐火性能を高めることができる。
左記の写真は、出火後、55分を経過した木材の断面です。
木は、燃えると自ら炭化層を作り燃焼の原因となる、酸素の進入を防ぎます。鉄のように、火災時の高温で急激に強度を低下させることなく一定時間以上強度を保つことができます。
(1分間に約0.6mmの燃焼速度)
  自然素材:珪藻土
特 徴
多孔質 調湿性 室内の湿度を一定状態に保つことからカビやダニの発生を抑制します。
吸着性 タバコやペット・生活臭を吸着し、VOC対策にも効果があります。
断熱性 無数の気孔が空気の層となることで断熱性があります
吸音性 音の反響を抑える効果もありす
珪酸質(SiO2) 耐火性 主成分はガラスと同じ珪酸質(SiO2)で七輪、コンロ、耐火断熱レンガの原料として使用
800万年前の植物性プランクトン(藻)が化石化したもの木炭の5千から6千倍の超多孔・超微細構造を持つ軽い土です。
主成分はガラスと同じ珪酸質(SiO2)で、火に強い土として、七輪、コンロ、耐火断熱レンガの原料として使用されてきました。
平均粒径0.05mmの土に無数の孔があいている超多孔質で0.1〜0.2μの超微細孔を有し大きな呼吸性(調湿性)を持ちます。
現在は、ビールやお酒のろ過材として使用
珪藻の電子顕微鏡写真